第30章 · Crypto StartupはどうPMFを見つけるか
そもそもトークンが不要なのは、どんなときか。
- 練習する能力
- ResearchSystem ThinkingBuilder
- 実践
- 自分のアイデアを 1 つ選び、誰が払い、なぜオンチェーンが必要で、トークンなしでも成り立つかを説明する。
- AI Lab
- AI にユーザー、投資家、規制当局の 3 役を演じさせ、それぞれ 3 つの疑問を出させて一つずつ答える。
現実の問題
同じ週、三人の創業者が同じ問いを持ってきた。いつトークンを発行すべきか。
一人目は文書と三枚の試作画面だけだ。初期利用者と資金を得るため、まずトークンが必要だと言う。
二人目は七か月運営し、報酬なしで毎週戻る200人がいる。手数料を払い、自発的に新人を助ける人もいる。競合が発行したので、遅れたくないと言う。
三人目は公開四か月で登録は多いが、二度目に来る人はほぼいない。発行して人を呼べば、継続も自然に生まれると言う。
同じ問いでも、三状況では全く違う問題だ。
一人目には調達と立ち上げの問題。二人目には所有権配分と長期構造の問題で、配分できる本当の資産がある。
三人目には、そもそもトークンの問題ではない。 なぜ二度目に来ないかを問うべきだ。報酬で利用者に見えるアドレスを作り、停止まで曲線を良く見せることで、答えが少なくとも一年遅れる。
三状況を分ける。中心の問いは、そもそもトークンが不要なのはいつかだ。
Part Aで最後の作り手の視点であり、卒業プロジェクトへ直接つながる。
思考実験
二チームが同じ案を同じ月に始めた。
Aは最初の月にトークンを発行した。 報酬、調達、配布期待に使う。
Bは発行しない。 製品を作り、使う人を探し、手数料を取る。
18か月を見る。
第1月 A:5万アドレス、急な曲線、コミュニティ2万人、複数の報道。 B:11人。うち4人は友人。
第3月 A:日次3万、TVLも大きく、調達完了。 B:60人、毎週戻る20人。方向を三回変更した。
第6月 A:日次2.5万。予定どおり報酬を減らすと、なぜ減ったかという声が出る。 B:300人、毎週120人。友人を連れてくる人が現れた。なくなると困る、という言葉を初めて聞く。
第12月 A:予算が尽き、日次2000。再施策を会議で検討し、話題は製品から価格へ。 B:900人、毎週400人。手数料はサーバーと二人の給与を賄う。400人が誰で、何を使い、なぜ手放せないか分かる。
第18月 A:日次1800で、多くは次の報酬待ち。最初の5万のうち本当に必要だった人数は、測ったことがなく誰も知らない。 B:2000人、毎週1100人。発行するなら、トークンが解決する問題を明確に言え、配分の根拠にできる1100人がいる。
Bが必ず優れるという推論ではない。条件によってAが正しく、後で扱う。
示すのは、トークンが本当に必要な人の有無への答えを、12〜18か月遅らせることだ。
本来その期間は答えを出すためにある。需要未確認のチームが買う時間は追加ではなく、検証から借りた時間だ。
あなたが決める
案と、12か月持つ初期資金がある。最初に何をするか。
結果を観察する
四択の向きは同じだ。
トークンなしでも使う人がいると証明してから、発行を判断する。
証明が鍵だ。態度でなく、実行できる検査である。
必要性で三分類する。最も持ち帰るべき表だ。
| 分類 | トークンの役割 | 識別 | 正しい順番 |
|---|---|---|---|
| 必需品 | なしでは仕組みが動かない | 除いたとき、どこが切れるか説明できる | 早期発行も可。仕組み上の責任を明示する |
| 加速器 | あれば速いが、なくても動く | 製品は成立し、成長だけ遅い | 需要を検証してから加速する |
| 偽装 | まだない需要の代わり | 除くと存在理由がない | 発行せず、需要へ戻る |
必需品は思われるほど多くなく、主に二構造だ。
一つは経済的報酬で分散ネットワークの安全や供給を維持するもの。 多数の知らない人が計算、保存、帯域を提供し、一企業に依存せず払う必要がある。実際の仕組み上の役割だ。
もう一つは所有権自体が製品の一部になるもの。 利用者へ統治権と収益権を配る媒体として使う。
避けたいのは第三だ。 説明からトークンを消し、残るものを見る。 特に必要とされない製品と精巧な経済モデルだけなら、トークンは不要さを一時的に見えにくくしている。
モデルを作る
必要性の四問
順に問い、前が答えられなければ次へ進まない。
- トークンなしで動くか
- 誰が本来しない行動をするか
- なしの12か月を何で代替するか
- 90%下落したら何が残るか
| 問い | 必要な答え | 不十分な答え |
|---|---|---|
| 1. なしで動くか | 切れる具体的な段階と、代替不能の理由 | トークンなしなら報酬なし、という同義反復 |
| 2. 誰が本来しない行動をするか | 具体的な人と行動で、本当に必要な行動か | コミュニティの参加意識、は行動でない |
| 3. 12か月を何で代替するか | 具体的な立ち上げ策 | 小規模テスト、は策でなく延期 |
| 4. 90%下落で何が残るか | 製品、利用者、収入 | 価値は価格以外、なら場所を示す |
第二問は最も問題を露呈させる。 その行動は本当に必要かを答えさせるためだ。
報酬獲得のための操作自体を買い、製品には無価値な場合が多い。第28章の条件設計はこの問題を扱う。必要な行動を言えないチームは有効な条件を設計できない。
CryptoのPMFが測りにくい理由
Web2では継続曲線の横ばい、自然成長、有料転換、なくなると困るという声が成熟した兆候だ。
Cryptoでは全部を補助で偽装できる。
| Web2の兆候 | 汚染の方法 |
|---|---|
| 利用者増加 | 一施策で40倍にできる |
| 横ばいの継続曲線 | 報酬を続ければ横ばい |
| 自然成長 | 友人紹介が報酬への勧誘かもしれない |
| 有料転換 | 払う手数料より報酬が大きいかもしれない |
| 資金の継続 | 製品でなく利回り目的かもしれない |
まず補助を取り除いて判断する必要がある。 四兆候を、その後に測る。
| 兆候 | 定義 | 測定 |
|---|---|---|
| 自費での継続 | 報酬が全くない窓での再訪 | 終了日から30/60/90日 |
| 支払う意欲 | 報酬なしの行動に実費を負う | 報酬関連コントラクトの呼出を除いた利用数 |
| 自然な流入元 | 施策ページ以外からの新規 | 呼出元と初回の入口を分解 |
| 継続の深さ | 一晩、一週間資金を置く | 平均滞留時間の分布 |
第四は過小評価され、最も偽装しにくい。 一週間資金を預ける信頼と依存は、一クリック以上を表す。
オンチェーン外の強い兆候もある。機能を閉じようとすると本当に困る人がいるか。 手放せないという気持ちは補助で買えない。
トークンなしの立ち上げ
第三問へ具体的に答える、実証された四経路がある。
| 経路 | 方法 | 向く形態 |
|---|---|---|
| 自分が最初の片側になる | 需要が育つまでチームが供給する | 供給を担える二面市場 |
| 既存の困る集団に仕える | 別の方法で苦労する小集団を助ける | ツール、基盤 |
| 入口より部品を作る | 他者の流通に統合する。第29章の道 | プロトコル・API層 |
| トークンより現金で報酬 | 正直で上限があり構造を固定しない補助 | 補助が要り、未発行でいたい段階 |
補助と発行を同一視する必要はない。 同価値の現金でも似た効果があり、即時記帳、金庫額が上限、長期構造を固定しないという三利点がある。
同価値の現金報酬に抵抗するなら、支出の実在性を自分も確信していないのかもしれない。 発行を考える各チームが問う価値がある。
本当のネットワーク効果と借りた効果
調達資料にはネットワーク効果という言葉が多い。三源泉の強さは違う。
| 源泉 | 仕組み | 強さ | 検査 |
|---|---|---|---|
| 流動性 | 深さ → 体験 → 利用増 → 深さ | 中程度。本物だが補助で奪える | 補助後に残る深さ |
| 統合 | 接続増 → 代替困難 → 接続増 | 最も強い。相手のコード変更が要る | 外部コントラクト数と呼出割合 |
| 資産と標準 | 証票の受入増 → さらに受入増 | 最も強く、最も作りにくい | 担保や計算単位にする第三者数 |
流動性は最も主張され、最も奪われやすい。 第26章の例のように、深さだけが堀なら、補助を増やす競合が数週で奪える。
統合は最も強い。 代替に実際の工程費用が要る。第29章で第一群にした別の理由だ。
判断の順番
四段階にまとめる。
- 実費を払う人を探す
- 報酬なしでも戻る状態へ
- 拡大で使いやすくなると証明
- トークン発行を判断する
拡大で使いやすくなるかは、ネットワーク効果が必要かの判断だ。 100人から1万人へ増えても一人の価値が増さなければツールである。ツールには通常トークンが要らない。
何と呼ぶか
製品が集団の実際の需要に合い、継続的、自発的、費用を負って使われること。
Cryptoでは限定語を再点検する。継続は報酬なしの窓、自発性は報酬目的を除外、費用は受取報酬が上回る場合を除く。
常に、補助を除いて残るものを見る一段階が加わる。 飛ばせば、議論は報酬の魅力についてになる。
使う人が増すほど、一人にも役立つこと。
流動性、統合、資産と標準の順に強くなる。最多の主張である流動性が、最も奪われやすい。
100人から1万人へ増えると、一人の価値も増えるか。 増えなければネットワークよりツールだ。良い事業にもなるが、通常トークンは要らず、ネットワークの論理で評価すべきでもない。
両側が必要な市場を、初めて回すこと。
報酬が最も代替不能で、先に発行が正しい可能性のある理由だ。基準は、補助を減らす間に、その側が自分で稼ぎ始めるか。
初日から減額経路を設計し、補助を除く収入が総収入に占める割合を追う。上がれば市場が引き継ぎ、動かなければ補助は需要自体を代替している。
除いた後に何が残るか。
三答は、動かない仕組み(必需品)、遅いが成立する製品(加速器)、何もない(偽装)だ。
説明から全トークンを消して読み直す。 存在理由を言えなければ、問題はトークン設計ではない。
分析ツール集の十二問の第三問で、この章の問いでもある。
実践
Part Aで最も難しいLabだ。外部資料が助けてくれないからだ。 以前は他者の研究、今回は自分の点検になる。
案がなければ、最近誰かが作るべきと感じたもの、または参加中のプロジェクトを使う。
第一:誰が払うか。特定の人まで書く。
利用者という語で済ませない。誰で、今の解決法、その代償、一か月に失うお金や時間を示す。
その人: 職業 / 役割 / 規模
現状の解決: 具体的なツールか手順
負担: お金、時間、リスクの規模
支払う額: 推定でもよいので数字
知った方法: 推測か、聞いたか、何人に聞いたか最後の行が中心だ。 推測なら先へ進まず、まず五人へ聞く。
第二:なぜオンチェーン必須か。
置換実験をする。普通のデータベースへ替えると、どこが切れるか。
置換で失うもの:
□ 資産所有を自分で証明できない → チェーンが必要
□ 知らない人同士の信頼不要な決済が必要 → チェーンが必要
□ 一方的に規則を変えられない必要がある → チェーンが必要
□ 誰でも検証できる記録が必要 → チェーンが必要
□ 何も切れない → チェーンは不要。悪いとは限らない何も切れないのは、Labの失敗ではない。 価値ある製品にも不要なものは多い。ただし以後が変わる。チェーン不要なら、トークンもほぼ不要だ。
第三:トークンなしで成立するか。全部消して読み直す。
300字の説明を書き、トークン、エアドロップ、報酬、ガバナンスの四語を一つも使わない。
読み直し、三問へ答える。
- 存在する理由がまだあるか。
- 第一の人は費用を払うか。
- 払うなら、トークンは何を解決するためか。
第三の答えが必要性の論証だ。 書けなければ今は不要で、正常な答えである。
必要性の四問に、各一段で答える。
1. 除くと具体的にどこが動かないか。代替できないのはなぜか。
2. 誰が本来しない行動をするか。本当に必要な行動か。
3. なしの12か月を何で代替するか。具体策で、小規模テストという延期ではない。
4. 90%下落したら、製品、利用者、収入はそれぞれいくつ残るか。第三を四経路の一つへ落とす。自分で供給、既存の困る集団、他者流通へ部品として統合、現金報酬。
五人の実際の人と話す。省略できない。
第一で示した集団で、友人や同僚ではない人を選ぶ。案を紹介せず、三問だけ聞く。
1. 今どう処理していますか。具体的な手順を語ってもらう。
2. 最も面倒な段階はどこですか。選択肢を与えず自分の言葉で。
3. お金を払ったことはありますか。いくらですか。最重要の問い。前二問の後に製品を紹介し始めない。 礼儀による好意的な反応が生まれ、情報価値がゼロになる。
五回後に最初の表を直す。第二問の答えが全員違うなら、一つの集団より五人の個人を見ている。
八週間で需要を証明する最小検証策を書く。
検証する文: 反証可能な一文
方法: 何をし、誰が何を使うか
成功基準: 八週間で測れる数字
失敗基準: 何を達成しなければ仮説が誤りか
トークンは必要か:失敗基準が最も難しく、最も価値ある行だ。 なければ、どんな結果も希望があると説明できる。
具体的な支払者、チェーン必要性、トークンなしの説明、四問、五対話の記録、八週検証策を得る。
六点が、卒業プロジェクトの作る価値があるかという節を構成する。 他者研究にも使える。同じ問いを当てれば、多くの投資家より状況を理解できる。
AI Lab
前とは違い、内容制作より、AIを鏡として使う。
三役の方向はほぼ重ならない。利用者は役立つか、投資家は事業が成立するか、規制は境界があるかを問う。 創業者は通常、一種類しか準備していない。
先に前のLabを終える。 六点がなければ、疑う対象がない。
プロジェクトの説明:
<前のLabの、トークン関連語のない300字の説明>
<必要性の四問への回答>
三役を順に演じ、各三疑問を出してください。
第一:対象利用者。
今の方法で解決している人。技術より、手間、費用、信頼性が改善するかを気にする。
三疑問は利用に関するものとし、トークン価格は出さない。
第二:投資家。
類似事業を多く見た人。必要性、補助後に利用者が残るか、誰が払うかを必ず含める。
第三:規制の視点。
消費者保護と資金安全を点検する人。
一般的な法令懸念より、製品の具体的な段階を問う。
各疑問はこの事業に固有とし、通用するだけの一般論にしない。
答えられなければ何を意味するか、一文添える。
最後に、どの役の疑問に最も答えられなさそうか、その理由を別節にする。
三役は架空の分析視点である。実在の機関・人物の口調を模倣せず、
その立場を代表すると主張しない。九疑問に逐一答える。使える文型は二つだけだ。
「___は検証済みで、根拠は___です」
「___は未検証で、___により___までに確かめます」第三の、今後解決するという文型は禁止だ。 書きやすいが情報がない。
九つのうち第一型を数える。割合が現在の検証度だ。
頻出誤りは四つある。
- 利用者が価格を問う。 上場時期を聞くなら、本当の問題を持つ人よりコミュニティの口調を模倣している。指示を直す。
- 規制を一般論にする。 規制の不確実性は全事業に当てはまり、情報がない。保管者、回収可能性、事故責任を具体的に問わせる。
- 三役が似る。 同じ人の文に見えるなら視点変更に失敗した。
- 穏やかすぎる。 礼儀正しさに傾く。拒否したいと仮定して理由を示す、と加えると鋭くなる。
最後の、どの役が最も難しいかが中心だ。 モデルの答えは正しいとは限らないが、自分でも考えることになる。自分の答えが、ずっと避けてきたことの場合が多い。
AI の回答後、自分で必ず検証すること
- 利用者の疑問は体験か価格か。価格なら利用者の役を果たしていない
- 投資家は必要性と補助終了後の二問を含めたか
- 規制の疑問は一般論か、製品の具体的な段階か
- 三役の疑問が重複するか。重複は視点変更の失敗
- 以前考えなかった疑問はいくつか。ゼロなら指示が鋭くない
- 回答のいくつが検証済みより、今後解決するという約束か
- 最重要点:答えられない疑問があるか。別記する。それが本当のリスク
- 実在機関や人物を装った口調か。そうした内容は全て架空として扱う
実例
開発者向けツールを作り、購読、利用料、調達で二〜三年維持し、手放せない統合者を蓄積してから発行を考える、という共通経路がある。
トークンの役割を明確に言える。 資源費用の支払い、ノード収益の配分、既存利用者への所有権配分などだ。
加速器から必需品への典型例で、需要を証明した後、具体的な仕組みの問題に使い、需要を作るためではない。
遅く、熱い市場では遅れに見える。しかし発行日に利用者が誰か分かる。
発行前後に注目と価格が最高になり、その後下がり、利用数字は一度も追いつかない共通曲線がある。
市況や宣伝不足という振り返りが多いが、問題は早い段階だ。なしでも使う人がいるかに、発行時点で答えていない。
未検証の仮説を値付け済み資産にした。すると注意が使いやすさより、価格を下げないことへ移る。 必要な行動は違い、しばしば衝突する。
第25章の危険信号が戻る。Token欄がProduct欄より詳しいことは、強い兆候だ。
早期発行を全否定するものではない。発行前に需要を確信する必要がある。 そうでなければ時間より、戻りにくい位置を買う。
構造を固定せず、報酬で行動を促し、本当の行動を観察するためポイントを選んだ。
実行で二つの全く違う結果になる。
良い実行では観測道具にする。付与数より、各集団がポイント対象外で何をしたかを見る。無報酬機能に時間を使うか、資金を一晩置くか。12か月で中心利用者が分かり、設計を合わせる。
悪い実行では先行販売にする。全指標が汚染され、12か月後には大きい交換圧力と、真偽不明の利用者が残る。未払債務で退出も難しくなる。
違いは道具より、報酬に影響されない観測区を残したかだ。必ず一部の機能を無報酬にし、その数字を唯一の汚染されない標本にする。
知らない多数の参加者が計算、保存、帯域、検証を提供するシステムでは、一企業に依存せず継続的に払う必要がある。企業停止で全体が止まるからだ。
トークンは宣伝より、支払層と安全予算だ。 除いたときの答えは明確で、数日で供給側が消える。
一企業が現金で払うと何が問題かと問う。費用が増すだけなら加速器。検閲耐性と持続性が消え、それが来る理由なら必需品だ。
この検査で、自称する事業の大半を除ける。
変数を一つ変える
未発行の最も現実的な危険で、流動性依存の分野ではほぼ起きる。
離れた供給は補助に誘われたか、もともと自分のものではなかったか。 対応は違う。収益目的なら競合の補助後も去る。製品不足なら、補助は本来起きる結果を早めただけだ。
優先順に、需要側を守る(供給が需要を追い、逆ではない)、統合を深める(第29章の最も奪いにくい接続)、必要なら期限付きの現金対抗補助(正直、上限、構造を固定しない)を行う。
対抗のため急いで発行するのが最も避けたい。最も不利なときに最も不可逆な判断をすることになる。
現実の圧力で、業界の規則と呼ばれがちだ。
拒否だけでなく、議論できる日程へ変える。 四問の論証、発行条件(補助を除いた継続率などの検証可能な指標)、それ以前の投資家への確実性を示す。
条件に発行計画を入れると、時点が需要検証の完了から投資家の期待へ移る。 ずれれば、その後の製品判断を引っ張る。
必需品なら計画があるのは合理的だ。 食い違いは加速器と偽装で生じる。
PMFより、一顧客だ。気づかぬうちに、その会社だけに合う製品になる危険がある。
悪い知らせだけではなく有用な出発点だ。直ちに、無関係な第二、第三の供給源を探し、需要の普遍性を確かめる。
困り事は業界共通か会社の手順固有か。特注のどれだけを再利用できるか。会社が明日消えれば収入はいくら残るか。
第三がゼロなら、製品より受託案件を作っている。 どちらも良い事業になるが、次の判断は違い、受託にはほぼトークンが要らない。
ネットワークよりツールだ。悪い知らせより、重要な診断だ。
三つを意味する。ネットワーク効果は不要で、立ち上げをトークンで補助する必要もない。 成長は線形でよく、無益な行動を招く指数曲線を追わなくてよい。課金が事業モデルになる。
ネットワークの方が調達しやすく、診断をごまかすチームがある。規模購入、人数追求、トークン経済を行うが、ツールには無益、時には有害だ。
正しい道は第26章の損益表にある。取り分、継続、更新を高め、第五行を正にする。 派手ではないが、他者の気分に依存しない。
持ち帰る問い
最も難しい位置に進める。他者より、自分が何を解決するかを問う。
推測か、五人に聞いたかという検証を加える。Lab第五段階はこのためだ。前二問の後に案を紹介すると礼儀しか得られないので、禁止した。
章の問いで、三答は必需品、加速器、偽装だ。
説明から全トークンを消して読み直す。 存在理由を言えなければ、設計の問題ではなく、トークンでも解けない。
四問の最後、90%下落したら何が残るかだ。
製品と投機品を分けさせる。残る製品、利用者、収入が事業の土台だ。書けなければ、現状は後者である。
研究道具から構築基準へ変わる。発行前に答える。
自費継続、支払意欲、自然流入、継続の深さを補助なしで見る。全て悪いまま発行すれば、一時隠れるが変わらない。 通常12〜18か月隠すことになる。
章末チェック
説明からトークンを消し、残るものを見る。
- 動かない仕組みなら必需品。具体的な切断点と代替不能の理由を示す。一企業に頼れない、知らない供給者への継続支払いが典型だ。
- 遅いが成立する製品なら加速器。先に需要を検証する。
- 何もないなら偽装。設計を直すより需要へ戻る。
一企業が現金で払うとどうなるかで調べる。費用だけなら加速器。来る理由である検閲耐性と持続性が消えるなら必需品だ。
自称する大半を除ける検査になる。
各Web2兆候に補助版がある。人数は数十倍、継続曲線は配布中横ばい、紹介は報酬への勧誘、有料利用は受取報酬より安い手数料になり得る。
まず補助を除き、四つを見る。
- 自費継続。 完全に無報酬の窓での再訪。
- 支払意欲。 報酬関連の呼出を除いた利用。
- 自然流入。 施策ページ以外の供給源。
- 継続の深さ。 資金を一晩、一週間置くか。
第四は最も偽装しにくい。オンチェーン外では、閉じようとすると本当に困る人がいるかも強い。手放せない気持ちは買えない。
四つあり、向く形態が違う。
- 自分が片側になる。 需要が育つまで供給する。供給を担える二面市場向け。
- 既存の困る集団に仕える。 悪い方法で解く小集団を助ける。ツールと基盤向け。
- 入口より部品になる。 既存流通へ統合する。プロトコル・API層向け。
- 現金で報酬。 正直、上限、長期構造を固定しない補助。
補助と発行の同一視を避ける。同価値の現金を払いたくないなら、支出の実在性を自分も確信していないかもしれない。
三源泉の強さが違う。
- 流動性。 深さから体験、利用増へ。最多の主張で最も奪われやすい。 多い補助で数週で奪える。終了後の深さを調べる。
- 統合。 接続増で代替費用が増す。最も強く、コード変更が要る。外部数と呼出割合を見る。
- 資産と標準。 証票が広く受け入れられる。強いが作りにくい。担保や計算単位に使う第三者を見る。
基本の検査は、100人から1万人で一人の価値が増すか。 なければツールで、通常トークン不要、ネットワークの論理で判断しない。
実費を払う人 → 報酬なしの再訪 → 拡大による改善の証明 → 発行判断。
標準解答はない。次を点検する。
- 支払者は聞いて見つけたか、想像か。何人に聞き、案の紹介を我慢したか。
- 最も面倒な段階への答えは一致するか。 違えば一集団ではない。
- 関連語なしの300字を書き、存在理由が残ったか。
- 第三問は具体策か、小規模テストという延期か。
- 失敗基準があるか。なければどんな結果も希望に変えられる。
- 最も避けている問いは何か。
大半は第一で止まり、第三で止まったと思い込む。 三人の実名、使う機能、先週の不満をすぐ言えれば第一を越えた。言えなければ第二〜第四の議論には土台がない。
六問の答えは、卒業プロジェクトの作る価値があるかという節へ直結する。
要点
トークンなしでも使う人がいることを示してから、発行するか決める。